ネアリカ(Nierika)とは、メキシコのシエラ・マドレ山脈一帯に居住するウイチョル族のシャーマンの文化や、トランス状態になった時に感じた世界を毛糸絵にして伝達していたプリミティブアートのこと。今日はいい天気だFARMのOTAMAの作るネアリカは、オタマのプリミティブアートの造語で「オタマティブアート」と読んでいます。本業がホーリーバジル農家であるOTAMAが、日頃、自然界からいただいた言葉にならない情報を、ネアリカの独特なシャーマン感を活用して、ノーマインドで絵に落とし込んでいる作品です。みなさんのネアリカを創ります!

「自分が一番 楽しいこと
はじめました


OTAMA

今日はいい天気だFARM
ホーリーバジル農家 / ありがとう農法®︎

 今日はいい天気だFARMおたまです。書き出しでいきなりですが、僕はずっと自分に嘘をついて生きてきました。それが始まったのは、もう幼稚園ぐらいだと思います。どんな嘘をついてきたかというと、「自分が喜んでいないことであっても大人が喜ぶから、人と同じことや人から認められるようなことをやっておこう」っていう自分に対する嘘をついてきたのです。

 少し話は遡りまくりますが。。僕は、生まれた瞬間やその当時のエネルギーを覚えています。お母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんが僕が生まれた時にすんごく喜んでくれたこと、その人の喜びが、ふんわりした光の波になって部屋の色や温度を変えてしまったこと。風の揺らぎや光のカタチを変えてしまったことを、まだ感覚的に覚えています。

 僕が一番やりたいことは、生まれた時に決まった気がしています。それは、「人が喜んでくれることをやる」でした。なので勉強や部活動、成績が良くなると人が喜んでくれる。いろいろと準備してもらったり言われたことをこなしてきましたが、いつも続きませんでした。その理由は人から言われてこれが素晴らしいんだってことをやっても生まれた時に感じたあの光の波が感じられなくなるからです。大人になってからもそれは同じでした。どれだけ綺麗な言葉で「何のために」を決めて行動しても時間管理をしたとしても、いい学びを得て実践しても、経済を作ろうとしてもチームを作っても、どれだけ働いてもあの光の波が感じられる瞬間がどんどんなくなっていきました。もちろん毎回感じてないかといえば、そうではありません。楽しい気持ちになると言葉に説明できない時間が流れて後々、気がつくと、あぁ生まれたあの時とおんなじ感じだって幸せな気持ちに包まれています。特にホーリーバジルや畑にいるときや人に何かを話している時にその瞬間が多くありました。

 しかし、今年の秋になり、僕の我慢の限界がきました。「これ以上、自分に嘘をつくのはやめてほしい」とマインドが暴走を始めたのです。気力もなくなり、1ヶ月以上、立ち止まりました。人と会うとおかしくなってしまうのでじっと閉じこもり、自分と対話をしました。そんな中、「ネアリカ」を思い出しました。ネアリカとは、震災があった2011年。被災された方や仲間たちとネアリカに出会い始めて作品を作ったのですが、それがすごく楽しくって自分に嘘をつかず自由に表現できた、あの時に感じた時間が、あの光の波だったことを思い出して、久しぶりに毛糸をチョキチョキしてネアリカをしました。

 時間も忘れて、没頭した先に、やっぱり光の波を感じました。絵を家族に見せると、子供たちが喜んでくれて、また光の波を感じました。そして、僕がかけ違いをしていたことが一つわかりました。自分がまず、楽しいと喜ぶことで、光の波が起きているということ。発信源は自分だったことを体感することができたのです。僕は、あの光の波を起こすために今を生きている。そう感じて、リハビリのように僕は毎日この絵を生み出し続けています。どんな活動でも自分が楽しめば光の波が起きるとは思いますが、僕が今、ノーマインドで自分の役割に向き合えるのは、ネアリカで絵にすることだと思っています。

 最後にこのネアリカが誰かの喜びに繋がれば嬉しいですし、世界中に絵を通して光の波の発信装置が行き渡れば嬉しいです。そしてこの楽しいことを始めることで、自分が関わる全ての活動の豊穣をより一層、自分が感じていける気がします。地球上に僕の絵が飛び出す一番始まりに、みなさんの絵を描きます。出来上がった絵をご縁のあるみなさんに受け取ってもらい、僕の感じる世界を光の波まるけにさせてください。

最後まで読んでくださりありがとうございます
みんないのちの愛やでー

今日はいい天気だFARM OTAMA

作り手の嫁からコメント

今日はいい天気だFARM代表

松島 温子(あっちゃん)

 OTAMAと出逢った瞬間にビビっと感じた‼️なんてドラマのような出会いではなかったけれど。とにかく何となく…これからの毎日が絶対面白くなる‼️そぅ感じて結婚しました。この11年。隣でずっと見てきたけれど、本人も言っているように『スッコーン』と抜けるような気持ち良さに蓋をしているようで…もどかしい感じでした。でも家族が増えFARMや家族を守る為に我武者羅にパワーで過ごしてきた日々だったと思います。でも…そんな無理はやっぱり続かなくて。プツンと糸が切れたように抜け殻のような毎日がやってきました。

 見守る事しか出来なかった日々。そんな時、黙々と机に向かってネアリカを作るOTAMAからフワァ~っと温かくて明るい光を感じました。久しぶりに『見てーめっちゃええやろー』と嬉しそうに子ども達にネアリカを見せるOTAMAの姿を見た時、ポーンと蓋が飛んでった気がしました。

 さぁ~ここからまた面白くなりそう(*´艸`*)何かとお騒がせな私たちですが、たくさんの温かい気持ちをありがとうございます。世間からはアホな事やと言われても、アホな事をアホなままやり続けるOTAMAに敬意を表して。

作り手の嫁あっちゃんより。

制作からお届けまで

ネアリカについて

● 絵のサイズ 20cm✖️30cm
 (縦横は変動あり)

○ 毛糸を使ったアートになります。それぞれ全く違うカタチになりますので、制作者のOTAMAもどんな絵ができるかわかりません。

● 申し込み後、お送りします簡単なアンケートを通して、直感で絵を描きます

○ 制作からお届けまでは現在(12/1)約1ヶ月前後を予定してます

制作事例

お届けしたみなさんが喜び溢れるよう
めっちゃ楽しんで創ります